血液透析とは、一般に人工透析と言われるもので、機能の低下した腎臓に代わって透析装置に血液の浄化をおこなって貰う治療方法です。最近では、自宅で透析を行う事もできるようになっていますが、基本的には透析のできる施設で、週に3回程度透析を行います。
透析装置と身体をつないで、血液を送り込んで浄化して貰い、綺麗になった血液を再び体内に戻します。血中の毒素を解毒したり、不純物を取り除くような身体の浄化は、健康な人の場合は腎臓が日々おこなっています。
何もしなくても身体は常に代謝を行っているので老廃物ができ、食事をすることで、分解された栄養から毒素が作られます。こうして、日々身体に毒素が溜まっていきます。この為、人工透析をかかすことができず、人工透析を行わないと、身体に毒素がたまり身体に不調を招きます。
日々毒素は体内に溜まっていくので、透析は1日おき程度で行う必要があり、生活が制限されてしまいます。人工透析には血液透析の他に、腹膜透析がありますが、人工透析を行っている人の9割以上が血液透析を行っています。血液透析を行うには、体内の血液を透析装置に送る為に、動脈と静脈の血液を透析装置に誘導するシャントをつくる必要があります。
透析は1回に平均で5時間以上続きますが、透析中は吐き気や痙攣などの症状がでる事があり、非常に患者のストレスとなります。また、腎臓の機能が低下しているので、尿で余分な水分を排出する事が出来ず、透析で余分な水分も排出しますが、この時、理想の体重をきちんと算出していないと、体重に対して水分が少なくなって体調を悪くする原因になってしまいます。普段から、水分制限も行い、体調を管理する事が必要になります。