腎臓は一度機能が失われてしまうと、二度と元の状態に戻る事はありません。この為、失われた腎臓の機能を補うには、人工透析を行うか健康な腎臓を移植するしか方法がありません。腎臓移植は、人工透析よりも生存率が高いとされていますが、移植後に拒否反応が現れる危険もあります。
腎臓移植を行なう場合は、移植用の腎臓を提供する人と、腎臓を移植する人血液型適や組織適合性がきちんと合わなくてはなりません。腎臓は左右に1つずつあるので、生きている人からも腎臓の移植が可能です。
腎臓を提供する側もされる側も片方の腎臓だけでも問題なく生活が可能であることが分かっています。血液型や組織適合性のあいやすい、親や兄弟といった家族から、提供して貰う事があります。特に、親子間よりも兄弟間の提供が、移植する腎臓の遺伝子が完全一致する事が多いとされています。
腎臓移植は成功確率があまり高くなかったことから、腎臓移植をおこなった後に、結局人工透析をおこなう必要がでる事も少なくありませんでした。最近では、人間の腎臓を移植するのではなく、人工腎臓を使用したり、人工透析を行なうことで、腎不全のような危険な病気であっても、生存率があがっているとされています。日本では腎臓移植を行うよりも、人工透析治を行う方が一般的ですが、人工透析は合併症を引きおこしやすいといった危険から、腎移植が今後普及していくとされています。
腎臓移植を行うと、人工透析のように定期的に透析の行える施設に行って、透析を行う必要もなく、移植された腎臓が定着すれば、体内で新たな腎臓として働いてくれます。ただ、拒絶反応を抑える薬を服用しているので、身体の免疫や抵抗力が弱まってしまい、合併症を引きおこす可能性は高まります。