尿の色は、健康状態を知るバロメーターになっています。尿の色が濃い場合は、尿の成分がたくさん含まれている状態で、尿の色が薄い場合は、水分が多く成分がすくない状態です。腎臓が正常に機能していると、老廃物を尿と一緒に排泄するので、尿の色は濃くなります。
特に、朝起きたばかりの時の尿は、色が濃い事がわかります。いつでも尿の色が薄かったり、尿の量が低下している場合は、腎臓の機能が低下している可能性が高いです。ただ、一般人が尿の色だけで腎臓機能を判断するのは難しく、腎臓機能の低下が心配される場合は、尿検査で尿量やpHを検査する必要があります。
尿検査を行なう事で、尿の成分がわかるので、成人病を早期に発見できたり、腎臓機能の低下を発見して腎臓病の予防を行う事もできます。腎臓機能には様々な働きがありますが、中でも再吸収という働きは、腎機能を知る上で重要となり、腎臓病の予防になるとされています。
腎臓病は、生活習慣病が大きく関係しています。人間の身体は常に新陳代謝が行われ、細胞が新しく生まれ変わって、機能が低下することなく生命活動を維持することができます。細胞の過半数は水でできていますが、細胞に不要な水分は、尿や汗として体内の不要成分と一緒に排泄されます。
このように、腎臓は体液が過剰となっていると尿として排泄しますが、細胞に必要な水分足りないと、尿になる前の血液から水分を再吸収して水分調節を行っています。この、水分の再吸収という機能が、腎臓の重要な働きで、腎機能が衰えて再吸収が行われないと、尿が異常を起こすので、尿の状態が普段と異なる場合は、すぐに検査を行い大事になる前に治療しましょう。