失われてしまった腎臓の機能は、移植でもしない限り元には戻らないので、人工透析を行う必要があります。腎臓に何らかの欠陥があり、何らかの治療を行う必要がある場合、人工透析と腎臓移植では腎臓移植の方が寿命が長いとされています。
人工透析は合併症を発症しやすかったり、身体への負担が大きいとされています。しかし、人工透析を行っていても何十年も生き続ける人もおり、人工透析を行ったことで著しく寿命が縮むという訳ではありません。
体力や免疫力のある若いうちから人工透析を行っている人は、人工透析を行ったあと50年も生き続けている人もいれば、高齢者では体力もあまりないので、あまり長い寿命を期待する事ができない傾向にあるようです。
寿命が長いとされる腎臓移植の場合も、寿命まで移植した腎臓が持つかは定かではなく、移植した腎臓も駄目になってしまって、人工透析を行う事になる人も大勢います。日本における人工透析を受けえている患者の数は、年々増えてはいますが、上昇率が低くなってきています。
しかし、高齢化社会による高齢からの人工透析や、糖尿病から人工透析を行う必要がある患者が増えていることから、平均寿命は短くなってきているとされています。特に、糖尿病から人工透析になった患者は、他にも合併症を多く発症している可能性が高く、危険な状態であるとされています。腎臓が機能しなくなってしまう前に、早期に治療を行っていく事が求められます。