人口透析を行っている人は、食事に様々な制限がつくことになります。これは、低下した腎臓機能によって、毒素の排出が上手く行えない事が原因となっており、健康な人は問題なく排出される毒素が体内に溜まって、身体に悪影響を与えない為です。
この為、人工透析の人は、多くの食事制限を受けていますがカリウムの摂取にも注意が必要です。カリウムは、野菜や果物に多く含まれているミネラルで、ナトリウムと一緒に血液の浸透圧を維持したり、血圧の上昇を抑制する働きがあります。
一般的に、カリウムは様々な食品に含まれているので、不足する心配はあまりないですが、夏場など汗を多くかくとカリウムが不足して食欲不振や倦怠感といった症状が現れるとされています。カリウムには血圧の上昇を抑える効果があるとされ、生活習慣病で高血圧が心配とされている人は積極的な摂取が求められています。
カリウムは健康な人にとって、大量に摂取しても尿中と一緒に排出されるので問題ないとされていますが、腎臓機能が低下している人工透析患者の場合、高カリウム血症を引きおこす可能性があります。カリウムの取り過ぎで高カリウム血症になると、手足がしびれたり、不整脈を起こすとされています。
カリウムは野菜や豆類などにたくさん含まれていますが、火を通すことで破壊されるので、人工透析を行っている人は、よく火を通してから摂取することが求められます。また、野菜は水にさらしておくだけでも、カリウムが減少するので、夏場などは良く水にさらすようにしましょう。