人工透析を行う場合は、塩分の管理も必要になります。塩分の取り過ぎは、人工透析を行っていなくても健康に害を与える可能性があり、特に高血圧の人や心臓に疾患のある人は、食事での塩分管理は重要です。
塩分を多く摂取すると人は喉が渇きやすくなり、必然的に水分が欲しくなってきます。人工透析を行っている人は、腎臓の機能が弱っているので尿が正常に作られず、水分を多く摂取すると体重増加や酷いむくみの症状を発生させます。この為、喉が必要以上に渇く事のないように、食事での塩分の摂取は控えた方が無難です。
人工透析を行っている時の塩分管理は、単純に塩をいれた量だけでなく、既製品に含まれている塩分の量も関係します。例えば、意外と塩分が多く含まれているのが、かまぼこなどの練り物で、外食なども塩分が表示のない食事は控えていく必要があります。
塩分は食事だけでなく、飲み物にも含まれており、低脂肪牛乳は塩分が普通の牛乳よりも多めになっていたり、ジュースでも糖分だけでなく塩分が含まれているので、きちんと確認する必要があります。また、上記にもあるように塩分は血圧を調節する上、非常に重要であり心臓などに負担をかける可能性があります。
塩分は、何も味付けを行っていないご飯や、麺類にも含まれています。この為、人工透析での塩分の食事制限を行うと、非常に味気のない食事になってしまいます。薄味に慣れていくしかないので、素材の味を引き出すような食事を心掛けましょう。